市場食堂城南店で絶品海鮮ちらしを堪能!鹿児島の新鮮魚介で地産地消の味に満足

鹿児島魚類市場から眺める桜島 グルメ

こんにちは、あやぐもです。今日は初秋の陽気が心地よい晴れの日、鹿児島の青空が広がる絶好のグルメ日和でした。そんな最高の天気に誘われるように、家内と一緒に鹿児島市中央駅から車でわずか10分ほどの場所にある市場食堂城南店にやってきました。

活気あふれる魚類市場内にあるこのお店は、最近の鹿児島市魚類市場の3年前の改築に伴い新店舗に移転していました。地元で働く人たちに長年愛されてきた名店が、新しい姿で再登場していたのですが、私たち夫婦にとって、この新しくなった市場食堂城南店を訪れるのは新しくなって今回が初めて。どんな美味しい出会いが待っているのか、期待に胸を膨らませながら車を走らせました。

市場食堂城南店は活気あふれる魚市場の中!地元民に愛される人気店

鹿児島魚類市場から眺める桜島

市場食堂城南店に到着すると、まず目に飛び込んでくるのが広々とした魚類市場の駐車場。車で来る方にはうれしいポイントですね。駐車場から見える桜島の雄大な姿に、思わず足を止めて見とれてしまいました。鹿児島ならではの絶景を楽しみながらの食事、これはもう最高のロケーションです!

鹿児島魚類市場駐車場

市場食堂の向いに鹿児島魚類市場の建物があり広い駐車場があります。市場食堂にはこの駐車場が利用できます。但し朝の5:00から10:00までは市場の稼働優先で市場関係者以外の車は入場できません。車なしでの食堂の利用はできます。

市場食堂前景

お店の外観は、魚類市場が準備した新しい建物に他の食堂と一緒に入居しています。新しい建物は清潔感があふれ、明るい雰囲気が印象的です。外には大きな看板がしっかりと掲げられていて、初めての人でも迷うことなく到着できそう。看板の文字を見ているだけで、これから味わえる新鮮な海の幸に思いを馳せてしまいます。お隣りは新港食堂が営業しています。お互いに切磋琢磨で営業されていると思われます。

新港食堂看板
市場食堂店内

店内に一歩足を踏み入れると、活気に満ちた雰囲気が私たちを包み込みます。テーブル席、カウンター席、そして座敷と、様々なスタイルの席が用意されています。カウンター席からは厨房の様子が見え、調理の音や香りが直接伝わってくるのも魅力的。座敷では靴を脱いでゆったりと食事を楽しめそうです。

3名のスタッフさんが明るく親切な雰囲気で迎えてくれて、なんだかホッとする空間です。「いらっしゃいませ!」という元気な声に、これから美味しい食事ができる期待感が高まります。

メニューを見てみると、目移りしてしまうほどの魅力的な料理の数々。寿司定食、刺身定食、しめ鯖定食、アジフライ定食、貝汁定食など、魚市場ならではの海の幸がズラリ。地産地消にこだわった新鮮な魚介類が食べられるというのが、このお店の大きな魅力なんですよね。メニューを眺めているだけで、鹿児島の海の豊かさを感じられます。

市場食堂メニュー

私たちが到着した13時頃は、8名ほどのお客さんが並んでいました。人気店の証拠ですね。待ち時間もそれほど長くなく、15分ほどで席に案内されました。待っている間も、次々と運ばれていく料理の香りや彩りに、思わず食欲をそそられます。

市場食堂城南店の海鮮ちらしは新鮮さ抜群!地元の恵みを存分に堪能

海鮮ちらし

さて、今回私が注文したのは「海鮮ちらし」です。メニューの中でも特に目を引いたこの一品、鹿児島の海の幸が贅沢に盛り込まれているそうで、迷わず選びました。注文から15分ほどで、待ちに待った海鮮ちらしが運ばれてきました。

目の前に置かれた海鮮ちらしを見た瞬間、まず目を引くのは、色とりどりの刺身の盛り付け。赤身魚の鮮やかな赤、白身魚の上品な白、イカやタコの透明感のある色合い…見た目だけでわくわくしてきます!

香りを嗅ぐと、新鮮な魚介の香りが広がって、思わず食欲をそそられます。潮の香りを含んだ爽やかな香りに、鹿児島の海を感じられるようです。

海鮮ちらし

箸を使って刺身をつまんでみると、ぷりぷりとした弾力が感じられます。これぞ新鮮な魚の証!山盛りの刺身の下には錦糸卵が敷き詰められ、その上に細切りのノリが一面にのっていて、見た目にも美しいんです。錦糸卵の黄色とノリの緑色が、刺身の彩りを引き立てています。

いざ、口に運んでみると…うーん、やはり美味しい!刺身はぷりぷりの食感で、新鮮さが口の中いっぱいに広がります。マグロの赤身は適度な歯ごたえがあり、口の中でとろけるような濃厚な旨味が広がります。白身魚は淡泊でありながら、しっかりとした旨味があり、海の香りを感じられます。イカは歯切れが良く、噛むほどに甘みが増していきます。

地産地消を売りにしているだけあって、鹿児島の海の恵みを存分に感じられる一品です。それぞれの魚の個性が際立ちながらも、全体としてバランスの取れた味わいに仕上がっています。

醤油と刺身醤油が卓上に置かれていましたが、私はあえて刺身醤油をつけずに魚本来の味を楽しみました。新鮮な魚はそれだけでこんなにも美味しいんだなぁと、改めて実感。でも、途中からちょっとだけ刺身醤油をつけてみると、また違った美味しさが楽しめました。刺身醤油のほのかな甘みと魚の旨味が見事に調和して、より深みのある味わいに。

海鮮ちらしシャリ

海鮮ちらしの下に敷かれたシャリは、程よい酸味があり、魚の脂をさっぱりと受け止めてくれます。ノリの風味も加わって、口の中で様々な味と食感が織りなすハーモニーを楽しめます。

食べ進めるうちに、どんどん箸が進んでいきます。美味しさのあまり、気づけば完食していました。最後の一口まで、新鮮な魚の味わいを堪能できました。

寿司定食も市場ならではの新鮮ネタに大満足

市場食堂寿司定食

家内の方は,寿司定食を注文。新鮮さが売りの市場からの魚を使用しているのがよく分かる鮮度の良さに満足したようです。

それからもう一つ家内の満足の理由は、比較的リーズナブルな値段で鮮度の良いネタを楽しめたことにあるようです。

市場食堂の他のメニューも市場に働く方々に適正な値段で提供していることが店の人気を支えていると思います。

鹿児島魚類市場風景

食事を終えて鹿児島魚類市場の営業は終了していたので少し見学させていただきました。市場の目の前は港で釣舩などが係留されています。

鹿児島魚類市場セリ場

鹿児島魚類市場のセリ場です。午前中のセリが終わり閑散としています。

まとめ

市場食堂城南店での食事は、まさに鹿児島の海の幸を堪能する最高の体験でした。新鮮な魚介類と地産地消へのこだわりが、この店の魅力を存分に引き出しています。海鮮ちらしの一杯で、鹿児島の海の豊かさを存分に味わえたような気がします。

お腹いっぱいになった後も、まだ余韻が残っています。次は刺身定食や貝汁定食にも挑戦してみたいですね。季節によって変わる旬の魚を楽しめるのも、このお店の魅力の一つ。また違った季節に訪れて、その時々の海の恵みを楽しむのが楽しみです。

魚市場を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください!新鮮な魚介類を求めて市場に来たついでに、その場で美味しい料理を楽しめるなんて、なんて贅沢な体験でしょうか。鹿児島の海の恵みを存分に感じられる市場食堂城南店は、地元の人はもちろん、観光で訪れた方にもおすすめしたい一軒です。きっとあなたも、鹿児島の海の魅力にとりつかれることでしょう!

市場食堂 城南店 · 〒892-0835 鹿児島県鹿児島市城南町37
★★★★☆ · 定食屋
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