こんにちは。あやぐもです。
今日のお昼は、所用でお昼がおそくなったので新しいお店を探すのではなくいきつけで美味しさに定評のあるイオン鹿児島ショッピングモール1Fにある「定食屋 百菜 旬」にやってきました。
「定食屋 百菜 旬」を初めて知ったのは。退職前に長崎で単身赴任をしている時でした。
かやぶき屋根のレストランの外観にひかれ入ってみると和食の定食の豊富なメニュー。
特に味噌汁は単身赴任の胃袋に染みる程の味だったことを覚えています。
鹿児島に戻ってみると長崎の庄屋グループが経営する『定食屋 百菜 旬」のお店が鹿児島イオン鴨池店と鹿児島イオン鹿児島店にあることを知りよく訪れるようになりました。
残念なことに、イオン鹿児島鴨池店はダイエー時代も含めて49年の歴史に幕を下ろし令和6年8月31日に閉店しました。
なので、鹿児島での「定食屋 百菜 旬」はイオン鹿児島店のみになりました。
イオン鹿児島鴨池店は、買い物に来たついでに「定食屋 百菜 旬」で昼食を楽しんだりしていましたのでどちらの閉店も寂しい思いがあります。
「定食屋 百菜 旬」はファミリー層が良く訪れる人気の店
本日はお昼時の混雑のピークは過ぎているのでお客がいない。店内の写真を撮らせてもらう。
「定食屋 百菜 旬」の客層は若い方からシニアの方まで幅広い。
シニアの女性が茶飲み話に利用している風景にもよく遭遇する。
圧倒的に多いのが若い子連れの夫婦におじいちゃん、おばあちゃんのファミリー。
ファミリー層に受けるわけは?
「ごはんと味噌汁と漬物がおいしい定食屋」がお店のモットー。
和食は子供さんにも安心して。じいちゃん、ばあちゃんはもともとごはんと味噌汁は好物。
今日の定食は、「白身魚の黒酢炒め定食」をチョイス。白身魚のから揚げと野菜を甘みのある黒酢を絡めて炒めている一品。
似たようなメニューに、「若鳥の黒酢炒め定食」があります。こちらの方も美味しいです。
「白身魚の黒酢炒め定食」。絶妙なネーミング。鹿児島人や鹿児島に住ませてもラっている人は黒○○に弱い。黒牛、黒豚、黒さつま鶏、黒糖焼酎、黒こうじ、黒まぐろなど。
黒酢は、錦江湾の奥の沿岸沿いにある福山町で製造しています。製造は戸外で行われていて大きな壺が使用されます。原料は米酢の場合は米ですが黒酢は玄米を使用しているそうです。
福山町の錦江湾を見下ろす高台には黒酢の発酵を助ける壺がずらりと並んだ壺畑が多くあります。
福山町にある黒酢メーカーの壺畑(壺を置く場所)。
福山町は後ろは山に囲まれ、全面には錦江湾が広がり夏涼しく冬暖かい地域。
黒酢発祥の地として有名なメーカーが何社もある。黒酢レストランを有しているメーカーもあります。
長崎で単身赴任を終え、鹿児島にもどってきて初めて「定食屋 百菜 旬」で注文したのが
「若鶏の黒酢炒め定食」だった。
鹿児島在住が長くなった証拠。
少し黒酢のお話が長くなりました。本日注文し「白身魚の黒酢炒め定食」。
かぼちゃ、レンコン、ナスなどの野菜を素揚げ。白身魚のから揚げ。
黒酢の甘味たれをたっぷりからませて。うーん。いつもの味だな。
黒酢で元気がつきそうだ。(勝手な思い込みww)
定食のご飯は、2種類がある。白米か雑穀米が選べます。
まず、白米ですが。ごはんは定食屋のいのち。和食を毎日というお客。(当たり前か。)
和食ましてや定食屋さん。お客さんの評価は常に厳しめではと。
ですが、小さな窯で炊いて炊き立てを提供されるご飯は間違いなく美味しいです。
私の好みはどちらかというと雑穀米です。少し硬めのご飯のなかに色々な雑穀が入っています。
もっちりとして噛み応えがあり雑穀の味のハーモニーがいいですね。
そして、雑穀米は腹持ちがいい。
雑穀と言っても、五穀米もあれば十穀米もある。
見た感じで「定食屋 百菜 旬」の雑穀米は十穀米を使用しているのでは勝手に思っている。
味噌汁も本格的ですね。
長崎で単身赴任の際に一口啜るとほっとして。体に染みるほど美味しかった思い出。
だしがしっかりして具だくさんの味噌汁はいつ来ても美味しい。安定の味。
私のもう一つの好きなメニュがある。それは「松浦アジフライ定食」。
長崎の単身赴任時に何回か訪れた松浦市。市内の食事処ではどこでもアジフライのメニューを提供していた。
アジの水揚げ量は日本一。松浦市は「アジフライの聖地」を宣言して観光客の誘致を図っている。
「松浦アジフライ定食」。アジが肉厚でサクサク,フワフワとおすすめの一品です。
まとめ:「定食屋 百菜 旬」は家庭の味の定食屋
出かけたついでにどこかでお昼を。といタイミングで。つい頭に浮かぶのが「定食屋 百菜 旬」。
お手頃な価格でしっかりした品質の料理を提供してくれる。
料理にたいして払う対価に失望させない店であると思う。
そこには、経営者と働く皆さんの不断の努力があると感心する。
和食の定食というジャンルで、安定した美味しさを提供するお店が地域にあることは嬉しいことではある。
健康によさそうな料理に出会うとほっとする。そこが老若男女に支持されている理由。