「フルーツアンドジェラートさくらじま」は果物が美味しいと評判の店。
こんにちは。あやぐもです。今日は鹿児島市武町にある「フルーツアンドジェラートさくらじま」にきています。お盆の先祖供養のお供え物を探しにきています。
鹿児島に移り住んでからこの方、今日の買い物の目的のように。ご先祖様へのお供え物、お世話になった方への贈り物等などよく利用してきました。
「フルーツ&ジェラートさくらじま」は果物と名物のジェラートを販売する店ですが扱う果物の鮮度と味には定評があります。
鹿児島は全国でも有数の農業王国ですので、野菜はもとより果物の産地も多いのです。
夏には、山川地区の徳光、曽於地区の弥五郎スイカが有名です。
鹿児島産の旬の味を提供するのが、こちらのお店のモットーなのですでに旬は終了。
代わりに並んでいるのが、尾花沢産のスイカ。
以前に住んでいた仙台の夏を思い出し尾花沢スイカ購入することにしました。
東北仙台の短い夏には、山形尾花沢の農家さんがトラックで行商にきていました。
全国有数の産地から農家さんが持ってこられるスイカの味には,ははずれはなく美味しかった記憶が残っています。鹿児島で尾花沢のスイカが手に入り喜んだ所で次の目的に向かい店の奥に進みます。
そうです。ジェラードですww。
「フルーツ&ジェラートさくらじま」のジェラートは鹿児島の地域の味に。子供や昔子供だった方々、学生、年配の方、色々な世代の方に人気がある。。
私の娘は、小学生の頃にすでにさくらじまのジェラートの味を楽しんでいた。
県外の大学に行くようになり帰省の折は空港からまずは「フルート&ジェラートさくらじま」に寄りそれから自宅に帰りつくのを常としていた。
家庭を持ち帰ることが少なくなった今はクール宅急便でたまに送ってあげている。
「フルーツ&ジェラートさくらじま」のジェラートの魅力は地元産の果実をたっぷりしているのがよくわかかる。
味の濃厚さ以外に楽しめるのは天然の果物の香りだ。特に柑橘系では一段と香りが際立つ。
お店の方によると、よく洗った皮を刻み利用しているとのこと。さもありなんですね。
職人技の工夫としか言いようがありません。
例えば「フルーツ&ジェラートさくらじま」でひと際香りのいい「たんかん」ジェラート。
鹿児島産のたんかんを使用している。
たんかんは、鹿児島県が全国生産の8割を占めている。県内の主産産地は暖かい南の離島。
屋久島、種子島、奄美大島などで生産されていて中でも大きい産地は屋久島。
産地をみてわかかるようにたんかんは亜熱帯性
の果実。甘みと酸味のバランスが良く芳醇な香りが自慢の鹿児島を代表する柑橘です。
「フルーツ&ジェラートさくらじま」のジェラートで私がすきなもののひとつにマンゴーがある。
濃厚でねっとりとした味わいがいい。
鹿児島は、沖縄、宮崎に次ぐ産地。マンゴーは熱帯性の果実なので栽培農家はハウスで栽培っしている。
冬場に暖房で生育気温をキープしないといけなににで栽培農家さんも大変です。
テイクアウトのマンゴージェラート。車の中でいただく。
いつもの濃厚ではあるがサラリとした食感。
マンゴーの果実を食する醍醐味を気軽に提供してくれるスイーツ。
「フルーツ&ジェラートさくらじま」のジェラートが地域の人に長く愛される理由は?・・・ちょっと考えてみる。
やはり、鹿児島の風土のなかに適応して育ってきた果物。農家さんはその品質向上に日々精進。
結果。濃厚な味。匂いたつ香り。健康な果物ができあがる。
かごしまの風土と人が育んだ素材に着目したジェラートの職人技の結晶が「フルーツ&ジェラートさくらじま」。鹿児島という地域に根差したオンリーワンの商品だ。
店内のジェラートを味わうコーナー。道路に面したコーナー奥へと続いている。
椅子のパイプの塗料が一部剥げている。なんとも言えない味わいだ。
店の主人や働いている方の奮闘の歴史でもあるし。我々客で訪れるものの時の流れを見せてくれる魔法の椅子。
幼子が椅子に座り幸せの表情でジェラートを楽しんでいた昔が昨日のことのように思い出させてくれる椅子。もう30年の時が流れたのだな。
地方の街角で味わう味覚は、観光地で味わうそれとは違うものではないだろうか。
かごしまという地で暮らしてきた春夏秋冬のなかで出会った味は心の奥深くに沈んでいく。
今日も隣の席では、若い母親と小学生とおぼしき女の子が楽しそうにジェラートを味わっている。塗料の剥げたパイプ椅子に座って。
「さくらじま ジェラートの美味しさは、地産地消の取り組みになっているから。
「フルーツ&ジェラートさくらじま 」の美味しさの源はかごしま産の果物にこだわっているから。
店主の方は「地産地消」というキャッチフレーズは掲げていませんが。お客に提供している商品は正に「地産地消」」の賜物。
なぜなら、地産地消のメリットは旬の果物を新鮮なうちに利用できることだから。
勤勉な鹿児島の農家さんは、果物の味を最大に発揮させる技術をもっている。
例えばマンゴーにしてみても、果実が最大に美味しくなる木から落ちる時点での収穫。
すぐに生果市場へ出荷。
そこでは、長年果物を評価してきたさくらじまの経営者であり仲買をする方々の厳しい目利きの洗礼をうける。
こうして「さくらじまジェラート」の味は保ち続けられる。
「さくらじま ジェラート」の美味しさ:まとめ
地域の街角にひっそりとあるこじんまりとしたお店。「フルーツ&ジェラートさくらじま」。いつもお客さんで賑わっている。美味しい品質のいい果物と「ジェラート」というイタリア発祥の両方を商う。
お客さんも下校の途中に立ち寄る学生。シニアの仲間。幼い子を連れたお母さん。
私の娘のように、幼少の頃からお邪魔していて帰省の度に空港から直行する客もいる。
地域に愛される店は、ひとえに少しでも美味しいジェラートという職人技の努力。あとは地域に
根ずいた果物を旬の状態で利用する地産地消の活用ではないかと思っている。
地域の街角の美味しい味はいつまでも健在でいて欲しい。